【速報:禁止改定&新フォーマット】死者の原野(スタン)・アーカムの天測儀(パウパー)・パイオニア発表
2019年10月21日に前倒しで行われた禁止改定により次の2枚のカードが禁止になりました。
- スタン:死者の原野
- パウパー:アーカムの天測儀
公式記事:OCTOBER 21, 2019 BANNED AND RESTRICTED ANNOUNCEMENT
さらに新フォーマットとしてパイオニアが発表されました。
公式記事:「パイオニア」フォーマット発表
Contents
禁止改定:2019/10/21付
パウパーに関してはガチの素人なので今回は割愛。スタンの禁止に関して少しだけ意見&補足をしておこうと思います。
ちなみに原野の禁止理由としては…
- 勝率が実際に高く、メタゲーム支配率が高すぎる
- スタン環境における競技性を制限してしまっている
- 平均試合時間が著しく増加しており、ロングゲームになりすぎる
などが挙げられていました。
また、今回の禁止改定に関しては、グルールが優勝したMythic Championship Vの結果は考慮しておらず、これまでの統計をもとに決定したとのこと。
公式記事:OCTOBER 21, 2019 BANNED AND RESTRICTED ANNOUNCEMENT
死者の原野:禁止に関して
今回の禁止改定で禁止濃厚と噂されていた《死者の原野》が予想通りにBANとなりました。一方でシミック系には一切のメスが入らずにそのまま放置されることに。
禁止前のメタゲームの個人的な見解としては…
- ゴロス原野:シミックやコントロールに強く、アグロに少し弱い
- シミック:ゴロスに微不利だが、アグロにあほみたいに強い
- アグロ:ゴロスには勝てるが、シミックが無理ゲーすぎる
禁止が出るまでの環境は要は「シミックに勝てるゴロス」と「クリーチャーデッキに強すぎるシミック」という構図があり、結果的にシミックが一定数いることでアグロを握ることが制限されちゃっているような状態だったわけで。そこに一方的にゴロス原野ランプだけを殺す禁止改定が来てしまったことで、環境が十中八九、シミックだらけになることが予想されます。
確かにMC-Vの結果だけ見ると宝剣入りのアグロが活躍はできたものの、ローグだったから許された一芸的なデッキであり、ティムールエネルギーと赤単全盛期における《静電気式打撃体》デッキが実はこの2つに強かった的なそれに近いものなのかなぁ…と。
今回の禁止改定にて…
せめてシミックカラーからも1枚は禁止を出すべきだったと強く考えます。原野のみ禁止されたスタン環境が果たして禁止前より楽しいものになるのか?個人的には疑問が残ります。
引き続き環境の監視は行われるそうです
一応WotC側も現環境において「PW先出ゲーによるフラストレーションの増加」と「緑が強すぎる」ことに関しては把握しているとのこと。
結局、今回の禁止で言えることは、「原野はとりあえず禁止しといたから、それでうまくいくのかどうかお前らデバッグしてくれや」ってことみたいです。
なんだよそれ
(;^ω^)…
環境の支配率によっては
また年内に別の禁止カードがでるかもですね。
- 卓上発効日:2019年10月25日
- MTGアリーナ発効日:2019年10月24日
- MO発効日:2019年10月21日
次回の禁止改定「2019年11月18日」です。
新フォーマット:パイオニア
新しく新フォーマットのパイオニアが発表されました。
公式記事:「パイオニア」フォーマット発表
カードプール
使用可能カード
ラブニカへの回帰以降のカード
※ただし特殊フォーマットのカードは除く
禁止カード
有効色のフェッチランド5枚のみ禁止
フェッチランドとショックランドの組み合わせが強すぎるため、それらを制限するために、フェッチランドに関しては制限を設けるとのことです。また、環境が進むにつれて禁止カードに関しても検討していくとのこと。
MOで遊べるよ
MOことMagicOnlineにて10月23日より遊べるようになるらしいです。MOPTQ等も行われるとのことなので是非遊んでみてください。
ちなみにモダンに関しては…
パイオニアの発表とは無関係にこれまで通り続けていくそうなのでご心配なく。
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以上。