【前倒し禁止改定(10月21日)予想】「死者の原野」だけでは終わらない説
2019/10/22
10月7日の禁止改定にて「全フォーマット禁止なし」発表から一転、次の禁止改定(予定では11月18日)を前倒しして10月21日に禁止改定が行われるとの発表がありました。
We previously announced the next B&R date as Nov. 18. After further reflection on the (very busy) competitive gaming schedule and discussion on implementation windows with our digital teams, we are shifting that next announcement to Oct. 21.
— Magic Esports (@MagicEsports) October 9, 2019
大方の予想ではスタンダードにおける
《死者の原野》が禁止濃厚ではないかとの話。
ローテ前環境で既に暴れていたカードですが
ローテを挟んだことでメタ用カードの大半がスタン落ち。
現状だとメインから詰める
プレイアブルなメタカードは
《トロフィー》くらい?でしょうか。
結果、ローテ直後のエルドレイン新環境でも猛威を振るい
環境がなかなかにしけこんでいる状況になっている印象。
- ゴロス原野
- 創案の火
- シミックランプ
前環境のネクサスやケシスやら合わせて、ずーっとアンフェアデッキが上位に居続けたことで、ユーザーも疲弊してきたんでしょうかね。ミラーがロングゲームになりすぎてだるいんっすよねw
大本命:死者の原野
今回のBANの大本命。
ゴロスと一緒に刷ったのが間違いだったね。
両方BANでも個人的には全然かまいませんが、干渉できない度合いでいうと原野のほうがキツイので、おそらく逝くとすれば原野だけかなぁと予想。赤いデッキがサイドから4マナランデス入れるような環境ってどうよ。
「サヒーリ+フェリダー」の霊気紛争2枚コンボと違って、「原野+ゴロス」は流石に分かってて一緒に刷ったカードなので、デベロップチームの調整ミスと言われても仕方がなさそう。
3ハゲ:時を解す者、テフェリー
30%くらいの確率で禁止されそうな
現環境のパワーカードかつシャドバ製造機。
コンボ系デッキにはもれなく4積されており、強いだけならまだしも強力な常在型能力により対戦相手に過剰なストレスを与え、毛根から根絶やしにする。
擁護派はシミフラ等をテフェリーが抑えてやってると意見するが、使ってない側のプレイヤーからするとテフェリー入りデッキも同じくらいシケてる問題。
実質、このカードのせいで、クリーチャーデッキは速攻持ちの採用を強要されている節があるので、個人的にはさっさと禁止してどうぞな一枚。
フラストレーションがたまるという理由から、カンパニーが落ちた後に禁止された某ハゲがいましたが、このカードが禁止されたことを考えると、3テフェは10回くらい禁止されているレベルなので禁止ワンチャン。
ハゲ使いは震えて待て!
シミック系
使われて1秒で分かる壊れカード。
ただでさえシミックやらバントカラーが強い時期に
3マナの強すぎる青緑PWをなぜ擦ってしまったのか。
エルドレインのリミテ環境だけみると、青緑はノンシナジーの最弱色候補なのでオーコの存在はある程度許せるものの、構築基準で考えたときはもう少し考えて作るべきだったカードでしたねぇ。
実際…
カードが発表された時点でヤバいと予想されていた「金のガチョウ→オーコ」の動きがかなりの先手ゲーを量産してて、3ターン目に《意地悪な狼》まで出た日には実質2~3ターンキルの糞ゲー連発。3ターン目に忠誠度7~8あたりのPW相手にしながら、なおかつ、回避能力持ちの緑のでかい《チュパカブラ》出されるとか無理ゲーやで。
…で
21日の禁止改定で仮に原野だけが逝った場合
環境がシミックだらけのアグロが窒息死しそうな環境が予想されるわけでして。
オーコを禁止にするのが一番早いですが、流石にこのタイミングで禁止にすると暴動が起きる上に、エルドレインの目玉であるフードシナジーが死にまくることになるので考えにくい。
ハイドロイドもシミックだと殆どのデッキに採用されているカードですが、友人曰く、ハイドロは日本限定チャレンジャーデッキに収録予定のカードであるため、おそらく禁止はないだろうとのこと。
…となると
ニッサあたりが飛ぶ可能性あるかなぁ…とか思ってみたり。
※追記:どうやらニッサもチャレンジャーデッキに入ってるらしいですw これは第二の石鍛冶事件の予感(構築済みデッキ限定でのみスタン使用可能ルールくるか???)
創案の火
このカードもいざ使われてみると
なかなかにシケゲー量産してるカードなんすけど。
元をたどれば《5マナハゲ》の土地アンタップ能力まで行きつくんだけど、《荒野の再生》が出たあたりから土地の概念をぶっ壊すみたいな雑なカードがエキスパンション毎に刷られてて、ユーザーが疲弊してる一番大きなところはここなんじゃないかと思ってるんだけど皆さんはどうですかね。
《創案の火》を置いたターンから色マナの概念がなくなり、ターンが返ってきてからは、最大で「土地枚数×3倍分」のムーブができるわけで、やってることはもはやMTGじゃないっていう。
デッキのタイプ的に《霊気池》っぽさがあるので
ゴロスランプとの違いとしては回してる側の人間はたぶん面白いんだろうね。回されてる側はくそつまんなそうw
もはやシミックチャンピオンシップ
こちらが今週末開催予定のミシックチャンピオンシップVで使われている構築カードBest20だそうです。青白緑のバントっていう色の組み合わせが特に嫌いな自分的にはちょっと受け付けられない環境っすねw
ちなみに一番使われているクリーチャー「ハイドロ君」は68デッキ中49デッキで採用されているそうです。チャレンジャーデッキとか置いといて禁止してくれてもいいのよ?
バントカンパニー全盛期に
《タミヨウ》と《呪文捉え》ぶっこまれたのをふと思い出しました。
いざ禁止改定を迎えてみると
モダンで《エムリー》禁止とかっていうオチもありそうですがどうなることやら。
今季のスタンは大荒れの予感。
結果
- スタン→死者の原野(禁止)
- パウパー→アーカムの天測儀(禁止)
これだけの禁止で
スタン環境面白くなるの?