【MCQ予選10-0抜け:4Cケシスデッキ】ティシャールコンボがまさかの超強化されていた説
2019/08/21
お久しぶりです。
リミテしかやってなかった管理人です。
本日ミシックチャンピオンシップ予選が行われ
管理人も参加してたんですが2-2で終了しました。
どうも今のスタンは好みではなくてですね…
スタン全くやってなかったので未練はないのだが
予選開始10分前に組んだスゥルタイで出たんですが
サイドボードが適用されないバグとかも発生して
うーん…。。。って感じで終わっちゃいました。
不具合だけはマジ勘弁してぇな。
ナルメハで出ようか迷いつつ
MCQは結局スゥルタイで参加😇4回戦目に不具合でサイドボード反映されないバグ起きたのだけ台パンさせて😤😤😤#mtg #mtgアリーナ pic.twitter.com/4S1mlLeduD
— ばぐ@HIMAZINES (@himazines) August 17, 2019
それはさておき
風の噂で4Cケシスデッキがまさかの
10-0予選抜けをしたとかなんとか…。
マジかよ!?
と思って調べてみたところマジでした。
フランス人のAnythinnさんという方が配信されてました。
デッキがかなり難しいので
ティシャールコンボを知らないかた向けに少し解説でもしてみる。
ビデオクリップ:[FR] MCQ - twitch
4Cケシス(ティシャールコンボ改良型?)
Anythinnさんが使ってたデッキ。
目で見てデッキリストコピーしたので
土地配分がもしかしたら間違ってたらゴメンナサイ。
デッキはかなり難しいです。
ちなみにこの方、ミシック2桁の方だったので
プレイングも結構うまかったんだと思います。
ティシャールコンボ(ベースデッキ)
本デッキのベースとなっているのは
今年6月ごろに少しだけ話題になったティシャールコンボデッキ。
※自分の記憶が確かだとMatthew Nassが回してたような…。
気になる方は
「teshar combo」で検索してみると
色々と情報が出てくると思います。
デッキリスト:Teshar Combo - mtggoldfish
一言でどういうデッキかというと
《ティシャール》と《ローナ》を使った
LO(ライブラリアウト)コンボデッキです。
コンボの入り方は幾つかあるのですが
イメージ的には上図のような盤面が出来上がると完成。
上記はあくまで例です。
コンボに入るための盤面は複数パターンあるので練習必須。
※例えば…《ローナ》が墓地に一枚ある状態で手札から《ローナ》をキャストすることでコンボ始動する場合もありますし、《精励する発掘者》はティシャールの能力で釣ることもできるので予め戦場に用意しておかなくてもコンボが決まる場合もあったり色々。
この盤面で歴史的なカードを唱えると
無限LOコンボが成立しているのですが分かりますか?
※歴史的なカード=伝説 or アーティファクト or 英雄譚
- 1:《ティシャール》の能力で《ローナ》を戦場に戻す
- 2:《ローナ》の能力で0マナキャスト可の伝説カード(《モックス・アンバー》など)を追放
- 3:《ローナ》の能力で追放した《モックス・アンバー》をキャスト
- 4:《モックス・アンバー》をキャストしたことで《ティシャール》の能力が更に誘発
- 5:2枚目の《ローナ》を戦場に戻しつつ、2枚目の《モックス・アンバー》を追放
- 6:《ローナ》は伝説のカードなのでレジェンドルールにより1枚は墓地へ
といった具合で
「ローナ→モックス→ローナ→モックス…」といった無限ループが可能。
その間に《精励する発掘者》の能力が何度も誘発し
ライブラリを削り切るといったLOコンボになります。
実際に回してみると
デジタルだと回すのが難しくてですね。。。
ティシャールはキャスト誘発(唱えた時)なのに対し
ローナはETB誘発(戦場に出た時)であることから
能力の解決順が混乱しやすかったり…
ローナによって追放したカードは
追放元のローナがいないと唱えられなかったり…
※レジェンドルールによって墓地に落とすローナを間違うとコンボ失敗
かなりややこしいので
事前練習は必須に近いデッキです。特にデジタル。
ケシスコンボ
さてさて…
ここにケシスが加わったことでどうなったかと言いますと…
墓地に伝説のカードが肥えた状態になると
ティシャール&ローナの複雑なコンボルートを使うことなく
複数回に渡って《モックス・アンバー》がキャストできるようになります。
更に1枚刺しのジェイスもケシスの能力で
墓地から唱えられるのがケシスコンボの強み。
元々のティシャールコンボは主に相手をLOさせるデッキでしたが
バージョンアップしたケシスコンボはジェイスの能力で勝つことが可能。
これをループします。
《モックス》は伝説のカードなので2枚目以降はレジェンドルールで墓地へ。
その為、《ケシス》の能力が起動できる限りでは何回も唱えることが可能です。
最終的に《モックス》から捻出した青マナを使って
墓地に落ちたピン刺し《ジェイス》を戦場へと着地させます。
「2枚追放→モックス→青1マナ→…」のループ。
自分のライブラリが2枚以下になったタイミングで
《ジェイス》のプラスを使うことで特殊勝利!!…というわけです。
追記:あと単純にケイヤの誓い使いまわしでライフ削り勝ちも狙えるみたい
メインにジェイスを入れていないタイプのケシスデッキの場合
LO勝ちが狙えないネクサス等のデッキに対しては
自身の墓地を肥やしてモックス4枚が墓地に落ちた段階で
ケイヤの誓いループが可能になるので
それを利用して削り勝ちを狙うみたいです。
結果的に…
例えばケシスが除去されてしまった場合でも
ディミーアのボス《ラザーヴ》の能力で補完できたり
ティシャールからケシスを釣ることも可能。
複雑だったティシャールコンボから比べると
ケシスコンボは簡単なのでその点も大きいですね。
いま流行りのスケープシフトなどは
ライブラリ圧縮の激しいデッキなので
当然ながら相手のライブラリを削って勝ってもOK。
ちなみにサイドボードに入ってるアショクについて
能力を勘違いしてる人が結構多いので補足しておくと
アショクのマイナス能力は
相手or自分を対象にすることが可能ですが
自分を対象に取った場合でも
追放されるのは対戦相手の墓地だけです。
なので自分の墓地を肥やしつつ
相手の墓地を掃除することが可能なカードです。
メインからアショクももしかするとアリなのかも?
感想
まさかのケシス爆上がりあんのかぁ???
テフェリー使ってるデッキなので
管理人は宗教上の理由から使うことはありませんが
灯争大戦環境のティシャールコンボのキーである《祖神の使途、ティシャール》の部分が《ケシス》でも代用できるようになったことで大幅強化された印象ですね。動きを見る限りはそのまま代用できちゃってますね。
デッキがかなり難しいので
使ってみたい方はまずはBot戦で練習してからの使用を推奨。
ちなみに管理人は《ナルメハ》コンボで
MCQ参加しようかずっと迷ってました。
関連記事:ナルメハ無限コピーコンボ
…というのも
M20のエレメンタルがティムールカラーゆえに
適当にナルメハぶっこんでみたら前環境よりも
コンボ成功率が数倍に跳ね上がってたんですよねぇ。
ただ…
ティムールという色が吸血鬼がキツイ関係で断念。
結局、吸血鬼とは当たらなかったんすけどねぇ~。
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スケシと吸血鬼まみれのローテ前の最後のスタンですが
元々あったコンボデッキが結構強化されているので
真面目に調整してみると
実は最強ローグデッキが作れるのかも???