【イニストラードを覆う影:プレリ「黒青緑」試合感想】「もう一人の自分」がヤバ強い可能性?
2016/04/05
イニストラードを覆う影プレリリースに2回参加して全色触ってきました。今回はその2回目の結果報告。
- 6パックシールド戦
- 黒メイン黒青緑3色デッキ
パック剥いた結果
一日ぶっ続けで2回目のプレリ。
ソリンおじさんが出てくれた!
全体的に黒寄りのレアとなりました。
- 白:《ハンウィアーの民兵隊長》
- 緑:《死天狗茸の栽培者》
- 青:《忘れられた作品》
- 黒:《神出鬼没な拷問者》
- 黒:《戦墓の巨人》
- 黒:《十三恐怖症》
- 緑青:《もう一人の自分》
- 白黒:《死の宿敵、ソリン》
1回目に引き続き今回もレアが8枚。
両面フォイルレアが出てくれました。
1回目に両面ボーナス枠で出た《ハンウィアーの民兵隊長》でしたけどね。この子はリミテだと強いとは思うんですが裏面だと衰滅一発でおそらく死んじゃうので構築だとどうかなぁ~。
PWソリンが出たので白黒にしようかなぁ~と思ってたんですが、除去が多いはずの白に殆ど除去が無くて悩む。1回目とは打って変わり除去が少ないカードプールでした。
ですが、アンコモンの緑青タップイン土地が2枚、マナを安定させる緑呪文が2枚、青緑用エンチャント、青緑レアクリ―チャーがいたのでレアの厚い黒タッチ緑青の3色デッキにしてみました。
除去枠などなど
除去がめちゃんこ少なかった。
※赤の火力系除去0枚
※白の除去はパワー4以上破壊の1枚のみ
方針としてアドを稼ぎつつ…
クリ―チャーの質で勝負するぞ…と!
除去
除去系呪文はこの4枚のみ。代わりにクリ―チャー側にて…昂揚で裏返るとクリ―チャー1体破壊のBBAと接死関連クリ―チャーを2体採用しました。
マナ関連
3色デッキかつ昂揚持ちクリ―チャーを3体採用していたので《分かれ道》をデッキIN。色事故を防ぎつつマナ加速&調査できる《奇妙な森》も試しに使用。結果、どちらも良いを仕事してくれました。
特に《奇妙な森》は4マナ立ってる状態で使用すればそのまま手掛かりトークンを生け贄にすることができます。「4マナ・マナ加速・1ドロー」って感じの動きは気持ちよかった。
それ以外
気になっていた変身装備《忘れられていた家宝》を試しに使ってみましたがコレは強い。+3/+3に先制攻撃…ってリミテだと最強クラスの装備品かも。
でもって専用デッキを組みたくなるくらいに面白かったのが《継続する調査》というエンチャント。攻撃が通れば調査。(1)(緑)+自分の墓地からクリ―チャー追放で2点ゲインしながら調査。
イニストラードを覆う影では戦いが起きやすい為にクリ―チャーが墓地に溜まりやすく、更に狙って肥やす事も可能。盤面がもたついた状況で「4マナ・2点ゲイン・1ドロー」の無双状態が発生した時はヤバかったです。青エルドラージ《歪みの預言者》の能力に2点ライフゲインが付いたような状態。爆アド!
クリ―チャー枠
今回は両面クリ―チャー5枚採用。
ついでに両面装備も入ってます。
両面クリ―チャー
- 黒:《神出鬼没な拷問者》
- 黒:《親切な余所者》
- 黒:《ファルケンラスの後継者》
- 緑:《ラムホルトの平和主義者》
- 青:《果敢な捜索者》
《ファルケンラスの後継者》と《果敢な捜索者》は裏返るチャンスが無かったので強さは不明。
マッドネス呪文が1枚しか無かったので《ファルケンラスの後継者》は抜いてもよかったなぁ…と感じましたね。《果敢な捜索者》は裏返りさえすれば2マナ3/2果敢で攻撃通れば調査するので構築でヤバイ可能性あるかも。
でもって可能性を感じた5枚を紹介。
親切な余所者&忘れられていた家宝
こんなBBAがいるか…ってやつで。昂揚達成後に3マナ支払う事で3マナ4/3になりつつクリ―チャーを1体破壊。
プレリリースではBBA+変身装備のコンボが決まり、クリ―チャー1体を破壊しつつ、7/6先制攻撃のBBAが完成。装備もBBAもアンコモンなのに強すぎでしょう。
神出鬼没な拷問者
黒ダブルシンボルの4マナレア。
ダブルシンボルの価値はありそう。
1マナ立っており手札があればいつでも呪禁&破壊不能に変身することができるので全体タフネス-4修正を受けない限りはまずしなない。アドを稼ぐことができるデッキならある意味で無敵です。
でもって裏面にて殴りかかる場合はブロックされませんから必ず攻撃が通る。そのタイミングで表にぺラリで4点パンチ。裏表フライパン作戦で4点通せるのは非常に強く感じました。かなりできる子の予感。
忘れられた作品
4枚集めても良さそうなゾンビ。
潜伏持ちの4マナ3/3ゾンビで
アップキープ開始時に手札総入れ替え可能。
試合終盤にて「土地・土地・マッドネス」の3枚手札から総入れ替えで、マッドネス呪文を唱えながらの手札総入れ替え。プレリで決めることができたのですが物凄く可能性を感じました。
マッドネス呪文山積みデッキにてアドを失わずに手札をどんどん入れ替えていくデッキとか。毎ターン手札からは土地だけプレイするようにすれば最終的には土地だけ抜けた墓地の完成。遂に《真実を覆すもの》の出番やなぁ…w
もう一人の自分
このクリ―チャーは打ち消されない!!!
青緑のクリ―チャー。4マナ+(X)を支払うことで戦場に出ているクリ―チャーいずれかのコピーとしてX個のカウンターを置いた状態で出てくる。構築でもワンチャンありそうな強さ。
プレリでしたら…
- 4/5バニラにカウンター2つ:6マナ6/7バニラ
- 3/3飛行にカウンター2つ:6マナ5/5飛行
って感じで使えました。
特に狼男系の両面クリ―チャーをコピーする場合は裏返り条件を達成してしまうと裏返って自然消滅しちゃうらしいので注意が必要?みたいですが基本的には盤面で一番強いクリ―チャーをコピーしておけば強い印象でした。
メインから採用するかはさておき、、、緑青デッキのサイドボードなら全然入りうる性能だと思いました。安いうちに4枚ゲットしておいてもよさそう。
試合結果
3回戦スイス
- 1試合目:2-0
- 2試合目:0-2
- 3試合目:2-0
2勝1負…という結果。
また負けたよ…チーン。
1回戦目:vs赤緑
相手はPWアーリンを展開。クリ―チャーを展開しつつ+2/+2速攻警戒はこれヤバイっすわ。飛行クリ―チャーで何とか処理できたので助かりましたがアーリンは安くならねぇだろうな…と感じる強さ。アカン。
2回戦目:vs緑白
1戦目は土地1・0・0のトリプルマリガンから更に土地1枚で手札ボロボロ。リミテでこれはまず勝てませんなぁ~っということで敗北。2試合目はかなり拮抗した試合だったのですがここでまさかの《オーメンダール》降臨。
手札にはクリ―チャー破壊カードが2枚あったにも関わらず…破壊不能なので処理できずに敗北。盤面をひっくり返せるカードは《もう一人の自分》しかありませんでしたが既に5/5飛行クリ―チャーとして展開済みでアウト。
3試合目:vs赤緑
狼男の群れによりお互い殴り合いで墓地にクリ―チャーが落ちまくり。ヤヤおされ気味な状態から逆転できたのが《継続する調査》エンチャント。毎ターンライフゲインしながらドロー加速で一気にまくることができて勝利。
所感
1回目のプレリではクリ―チャーレアが殆ど引けなかった分、2回目のプレリはクリ―チャーを満喫することができました。どの子を使っても面白く、お財布の紐を緩めすぎないように注意が必要と感じました…w
今回のプレリリースは参加者が多く、プレリパックが1つしか余りませんでした。なので余りの販売は無し。なんと次回のFNMブースタードラフトの賞品に回されることに。これはもう本気をだすしかない!!!
というわけで…
頑張ってきます!
おまけ
シールド戦とは別に、プレリ参加後のオマケパックからは《魂を飲み込むもの》と《餌食》が出ました。餌食あつめるかなぁ~。