【ニューカペナの街角:ドラフト攻略】友好色ピックと派生3色デッキ・勝ち筋を理解してピックを進めよう
2022/05/09
どうも。
ばぐです。
ニューカペナの街角リミテについて。
プレドラをミシックまで走ってみたので色々書いてみます。
本環境ですが「どうもあんまり勝てない~…」との声がディスコード内でもちらほら上がっておりまして、どうやら苦戦している人も多そうなので何か参考になればいいなと。神河からのギャップとかもあるかも。
まず本環境の大前提ですが3色環境ではなく基本的には2色環境です。ここ大事。
- マジックでいうところの友好色2色がベース
- 友好色にタッチ1色することで一家3色になる
まずはそのあたりから話してみます。
Contents
友好色が今回のベース
まず本環境ですが…
ベースはあくまで友好色の2色。
ちなみに友好色というのは隣り合う色の組み合わせ。
※一個飛ばしの組み合わせは対抗色と言います
- 白青:カウンター
- 青黒:墓地マナ総量5種
- 黒赤:生贄
- 赤緑:宝物
- 緑白:市民
まず第一ステップとして上記のようなシナジーが友好色には用意されており、それぞれコモンにマルチカラーの生物が存在します。でもっていずれも強め。
基本的に本環境はこの2色5パターンがベースになっています。ドラフトの場合は通常8人でピックするので、卓の棲み分けができれば内2パターンは卓1になるのが本環境の特徴。
ただ実際のところはアリーナだと偏りが強め。
私の体感だと青黒が強さの割に不人気な印象です。
参考までに5月6日時点での17Landsの2色アーキの人気&勝率がこちら。
※Splash:1~3枚の別カラーのタッチカードを含むデッキ
これを見る限りでは…
- 白青:組まれやすく勝率も非常に高い
- 青黒:不人気だが勝率はそこそこ
- 黒赤:人気だが勝率低め
- 赤緑:人気も勝率も低め
- 緑白:勝率高めで純正2色よりは多色化されやすい
いちおう私の体感とかなり一致していて
私の現段階の2色評価は以下の通りにです。
- 白青:空いてるなら喜んでやる最強カラー
- 青黒:よく空いてるけどまぁまぁ強い
- 黒赤:無駄に人気でピックし辛い
- 赤緑:弱いのでテンション高い時以外はやりたくない
- 緑白:シャベルか宝石泥棒取れる卓ならやる
色の強さの体感は【白青>青黒=緑白>黒赤>赤緑】です。
自分でいうのもなんですが黒赤が好きでして、黒赤が弱い環境でもよく擦るんですが、今回強さの割に混むことが多くて殆どやれてません。※純正黒赤は1回もやれてない
ニューカペナのドラフトでは《殺害》と《絞殺》の2枚から黒赤に入ってしまう人が多く、結果的に混んじゃうんだろうなぁ~と予想してます。勿論この2枚は強いカードではありますが、今回は色が弱いのでやや評価を下げたほうがいい可能性があります。
黒赤緑のジャンド系ピックが多くて勝ててない人は弱アーキを擦りすぎているかも。※17Landsのデータによると平均3手目付近でどちらも取られているぽい
3色アーキは弧の組み合わせ
でもって今回の目玉が弧の組み合わせによる3色アーキ。
弧の組み合わせというのは隣り合う3つの色の組み合わせになります。
ニューカペナでは弧の組み合わせに対して一家の名前が割り当てられており、それぞれ一家に対応したキーワードが用意されています。
- 常夜会一家-WUB:謀議
- 貴顕廊一家-UBR:犠牲
- 土建組一家-BRG:奇襲
- 舞台座一家-RGW:団結
- 斡旋屋一家-GWU:盾カウンター
ちなみに公式サイトにて一家診断やってます。
公式:ニューカペナの街角
ちなみに私は土建組一家でした。
ドラフトは常夜会と斡旋屋ばかりですが…。
と…前置きはこのあたりで。
ニューカペナは3色環境な顔をしてはいるんですが、大事なのは「2色から派生した3色環境」だという点です。
例えばバントカラー(緑白青)の斡旋屋一家による3色デッキを目指すにしても…
- 緑白から派生した「市民」寄りの斡旋屋「盾カウンター」
- 白青から派生した「カウンター」寄りの斡旋屋「盾カウンター」
といった感じで同じバントカラーのデッキだったとしても、ベース友好色の違いでデッキの中身が結構異なることになります。
土地がいっぱい取れればド3色で組むことも一応できますが、基本的にはベース2色から3色目を添えるようなピックを心掛けるほうがデッキが安定しやすいです。
もう少し具体的な差を挙げると…
バントカラー(緑白青)の強アンコモン《規律正しい決闘者》がいます。
緑白軸なら…《儀礼用シャベル》を1マナで装備することで「4/2二段攻撃&トランプル&盾カウンター=最強」みたいな糞ビートプランの緑白タッチ青パターン。
白青軸なら…《天界の整調者》によるタップ氷漬け効果も発生しますし、《風変わりなペット》で産んだお魚トークンには盾カウンターが乗った状態で出てくるシナジーがあったり。
でもって3色アーキの勝率データはどんな感じなのかといえば、友好色2色の中でも特に勝率の高かった白青と緑白の2つの派生先であるバント(緑白青)がやはり沢山組まれており、尚且つ勝率もトップであることが分かります。
私の現時点での感想としては
- エスパーWUB:白青軸も青黒軸もそこそこデッキになる
- グリクシスUBR:青黒軸から除去多めミッドレンジっぽいほうが組みやすい
- ジャンドBRG:息抜きで遊ぶアーキ(やらないほうがいい)
- ナヤRGW:緑白軸に赤い強いカードを添えるくらいが丁度いい
- バントGWU:特に白青軸で組むと楽だが、緑白軸でも問題はない
といった感じです。
参考までに上記データは記事執筆時点での最新のトロフィーデッキデータです。低いランク帯では赤いデッキの活躍が少しは見られますが、ランク帯が上がるにつれて「白青or緑白」の割合が高くなっているのが目で見て分かるレベルかなぁ~と思います。
( ^ω^)・・・
というわけで結論書いちゃうと…
勝ちたいだけならバントが板オブ板環境です。
初日にプレイしてみた感じだと割とバランスいいかなぁ~と思ったりしたんですが、めちゃくちゃ偏ってました。クイックドラフトが開始されるとより色の強さが顕著になることでしょう。断言しよう…今回のクイドラは9割バントの世界。
勝ちパターンを作ろう
バントの強いカードを連打していればぶっちゃけ勝てる環境なんですが…ジャンドを救いたい。
真面目な話をするとカード公開時より騒がれたこいつが雑デザインすぎてカラーバランス崩壊してます。ドロー付きのカードというのは単に1:1交換とっているだけで勝ててしまうので、それに飛行を付けた上にゲインも付けて、ついでに天使シナジーまで少し用意されているのはどうなのかな…とは思います。アンコモンにすべきでしたね。
勝ちパターンの一つとして白いアーキは《鼓舞する監視者》がいっぱい取れるぬるい卓であれば全部とって1:1交換していればそれだけで勝てます。
白青
- 白青:カウンター
- タッチ黒:謀議
- タッチ緑:盾カウンター
基本戦略は飛行テンポビート。
めちゃくちゃ簡単に勝てるパッケージとしては
- 2T:《ラフィーンの密通者》を3/2にして
- 3T:《天界の整調者》で相手生物を氷漬け
- 4T:《こだまの検察官》で更に飛行でマウントを取る
基本的にこんな感じの動きをしておけば大体勝てちゃうのが今回の白青。
今回は飛行に加えてアンブロ能力を有するお魚トークンなんかもあったりして、典型的な「地上を止めて飛行で殴る/盤面を固めて一方的に殴る」といった白青が組めるようになっています。でもって強いです。
あとは二段攻撃君。アンブロオーラを貼ったり4/4化して飛行で2回殴ると人は死ぬって書いてあるので、この環境は割とこういった糞コンボでゲームが一瞬で終わることも多め。もし取れた場合は勝ち筋の一つとして採用しても良いレベルの強さではあります。
白青タッチ緑
謀議で手札をルーティングしやすいカラーでもあるのでタッチした時の事故も他のカラーよりも低く、でもってバントカラーの3色カードが非常に強力。雑にタッチしていいレベルのカードが揃っているのも本カラーの強み。
白青軸のピックから純正白青orタッチ緑が本環境の最強アーキ。
他のプロが何を言ってるのか知りませんが
断言できるレベルで白青が最強カラーです。
白青タッチ黒
ラフィーン(本物)はぶっ壊れレベルで強いので取れたら100%タッチして良いカードなんですが、それ以外のアンコモンなどだと上記のようなカードは割と強め。※特にクェザは強い
土地が取れており、尚且つ、白青のカードだけでは枚数が足りないような場合は黒いカードをタッチしてみるのも悪くありません。
青黒
- 青黒:墓地マナ総量5種
- タッチ赤:犠牲
- タッチ白:謀議
ややミッドレンジ気味。
2マナマルチがいっぱいとれるとさすがに強い。
青黒は卓の流れとして「白青をやりたくて青を多めにピックしていたが白の流れがイマイチ。そんなタイミングで青黒マルチが比較的遅い手順で流れてきた!」みたいなタイミングで参入するのがオススメのアーキ。
卓1だと出れば出ただけ取れます。※私は今のところ最大5枚
最終的に青黒マルチと墓地に落として美味しい生物なんかが集まるとそれっぽいミッドレンジデッキになります。
墓地マナ総量5種カードは基本的にはアンコモンなので、そういったカードが流れているかどうかなども卓の空き具合の指標になります。
基本的には空いているときに参入するアーキタイプなのでデッキのレアリティが高くなりやすいのも本カラーの特徴。
白青なども謀議の関係で捨てて美味しい《捨て石の従僕》が活躍したりしますが、青黒の場合は2マナマルチの新聞記者が多く取れていた場合は謀議に加えてセルフミル(切削)することが可能なため、更にバリューが上がります。でもって貴重な1マナ圏でもあります。
白青ほどは飛行がいない代わりに《下水クロコダイル》などがフィニッシャーとして採用しやすいので、どこかのタイミングで1枚拾えていると嬉しい。
注意点としてはセルフミル系のカードを取りすぎるとLO負けすることがあるので気持ちよくなりすぎないように。
青黒タッチ赤
グリクシスカラーのマルチカードはひじょ~に強いです。チャームこそボチボチくらいの性能ですが、レアIWD最高値《敵意ある乗っ取り》とアンコモンIWD最高値《死体鑑定士》が存在します。
青黒が空いてる時は必然的にグリクシスのカードも流れてくることが多く、黒赤軸よりは青黒軸のほうがミッドレンジなので3色にしやすいことなどもあり、積極的にグリクシスミッドレンジを狙ってみるのも良し。
青黒タッチ白
青黒からタッチ白する理由は実はそこまで無いんですが、安定してタッチできるようなら白青タッチ黒と同様に上記のようなカードは強いですね。
あとは個人的に好きなタイプのカードとして1マナから順番に唱えていく《常夜会一家の隆盛》などは青黒の墓地マナ総量5種との噛み合いもあるので青黒軸で組んだほうが良かったりします。楽しいので5/5飛行スピリット狙ってみてくださいな。
黒赤
- 黒赤:生贄
- タッチ緑:奇襲
- タッチ青:犠牲
黒赤というカラーはリミテだと除去が強い関係で人気になりやすいカラー。
実際に今回も《殺害》と《絞殺》という一般的に強めとされる除去を有してはいるものの、今回は赤のカードパワーが全体的に低く、除去に引っ張られて黒赤のカードを卓で食い合うとデッキは弱くなりやすいです。
本記事の上の方でも触れていますが、
人気の割に勝率が出ていないのでご注意を。
除去が弱いとされるニューカペナにおいては良いパーツは貰ってはいるので、相手のデッキに対して除去が噛み合えばかなりアグロできるのは間違いありませんが、除去に対して非常に強い盾カウンターというキーワードが本環境には存在し、フラッドにも弱いこともあって、D&D環境のように単純にピックして強いカラーではないです。
赤のコモンにインスタント火力が無いのも辛め。
犠牲2点除去がインスタントならだいぶ環境が違ってました。
基本的にはアグロ性能の高いレアから参入したいアーキタイプ。
- 顔壊しのプロ
- しつこい負け犬
- ウラブラスク
- 屍体洗浄屋
このレベルのカードが1枚くらいは欲しいですね。
アーキタイプとしては「生贄」が与えられていて、「犠牲」と「奇襲」がそれに該当しますが、指標としては「奇襲」のほうが黒赤では高めの数値が出ています。
特にコモンに関しては《橋桁のうすのろ》と《騒乱の巡回者》が高め。
《殺人魔》+除去+奇襲持ち+アンコモン以上の強めのカードを中心にかき集めるようなイメージでピックを進めましょう。
黒赤タッチ緑
一応…ジャンドのマルチカードは方向性としてはアグロっぽい顔をしているので黒赤との相性は高め。
ただし、単体の性能でみると他のカラーの3色カードよりは単調なカードが多く、負けてる時に逆転できるタイプのカードは少な目。ジアトラのレベルまで行くと一発逆転はありますけどね。
タッチするのはOKなんですが、タッチした結果、タップインが増えて展開が遅くなり、アグロできなくなるのだけは避けたいところ。残念ながらジャンドは弱いです。
黒赤タッチ青
青黒の時と同じでグリクシス3色のカードは非常に強力なのでタッチする価値は十分にあります。ですが、青黒と違って黒赤の場合はデッキがアグロの方向に向いているほうが好ましく、タッチした結果、デッキがもっさりしてしまうようならそれはデッキにとってマイナスな可能性があるので注意しましょう。
宝物から青マナが供給できるような形がおそらく理想。
赤緑
- 赤緑:宝物
- タッチ白:団結
- タッチ黒:奇襲
赤緑といえば筋肉で殴るようなイメージですが
今回は宝物という形のちょっと変わったアーキタイプ。
D&D環境では黒赤に宝物シナジーが与えられ、且つ、黒赤がダントツTier1だったこともあって今回の赤緑にも少し期待はしていたものの、ふたを開けてみるとベース2色としては勝率どん底の最下位アーキ。関連3色アーキも弱め。
というのも…
適当に組んじゃうと紙束みたいになるんすよね。
宝物をいかにして使うかが本アーキのキー。
ちなみに白のコモン天使に次いで騒がれた緑の33警戒トランプル《宝石泥棒》もやはり壊れ性能をしていて、コイツがいっぱいとれれば特に宝物シナジーを意識せずとも、コンバットトリックを打っているだけで案外勝てます。
それはさておき…
宝物の使い道について。
- テンポアドバンテージを取る
- マナ加速に使用する
- 多色化する
- 宝物を何かのリソースに変換する
こういった要素があるのですが、宝物が割とでる感じにピック出来た場合はこれらコンセプトを意識してデッキをまとめてやるとデッキにはなります。
宝物がリソースに変わる例としてはこういったカード。
- ジニーフェイ:犬猫トークンに変わる
- 顔プロ:疑似ドローに変わる
- 仲介者:+1/+1カウンターに変わる
- 給付金:市民トークンに変わる
後は覚えておくといいかもしれない最強コンボがこの2枚。
どういったコンボなのかはスパーキーを殴ってお試し下さい。
上記デッキは宝物を多色化に利用したり、給付金で市民トークンに変えてアドバンテージを稼ぐような構成の赤緑軸のデッキ。(7-1デッキ)
参考:赤緑テンポビートダウン
こちらは宝物をリソース化するパーツが少な目ですが、重めのカードを気持ち多めに採用して、ジャンプアップして生物を展開することでマウントを取っていくような形を意識した赤緑。(7-2デッキ)
赤緑を組む場合はこういったコンセプトを大事にしたいですね。
赤緑に関しては純正2色で組むよりは宝物がしっかり出る場合は何かしらパワーカードをタッチする方向で検討しながらピックしたので良いように思います。
緑白
- 青黒:市民
- タッチ青:盾カウンター
- タッチ赤:団結
今回の白緑は完全に殴るデッキ。
めちゃくちゃ分かりやすいアーキなので軽めに書きますが…
- 市民にシャベル持たせてぶん殴る
- 宝石泥棒にジャイグロ合わせてぶん殴る
ホントこんな感じのアーキです。
インスタント除去がとにかく少ない環境なのでアリーナチェックと合わせてジャイグロがいつも以上に強め。
日本人プロの間だと緑白の評価がだいぶ低いみたいですが、まぁまぁ糞アグロイージーウィンしやすいように私は感じているので割とオススメカラー。
最終的に3色になった時に最強カラーであるバントに派生できるのも強みですね。
やはり土地を気にすることなく最強コモン2枚が使えるので弱い理由が見当たりません。ちなみにこの2枚は下手なレア/アンコよりも高い勝率を叩き出しています。やりすぎだったのでは。
緑白タッチ青
緑白は殴るカラーなので《規律正しい決闘者 》も《雑集家、ラグレーラ》も雑にタッチして強いですし、隆盛に至ってはバント隆盛はぶっ壊れレベルで強いので当然タッチしたい。取れたならタッチしてOK。
緑白タッチ赤
ナヤカラーのマルチカードに関しては一応カードとしては中々に強力なのですが、マナベースがきついときに無理にタッチするレベルかと言われると若干怪しいくらいの強さです。ただし隆盛だけは別格。ナヤ隆盛に関してはバント隆盛に次ぐ強さなのでちょっと無理してでもタッチして良いレベルです。
アーキTier:2色からの派生アーキ合計10
要するにこの環境っていうのはざっくり言うと10個のアーキが存在することになります。
純正2色のケースを除くと…
友好色2色(5種)からの派生アーキが各2種。
それで各アーキに順位をつけるとしたら
- Tier1:白青T緑(バント)・緑白T青(バント)
- Tier2:白青T黒(エスパー)・青黒T白(エスパー)・青黒T赤(グリクシス)・緑白T赤(ナヤ)
- Tier3:黒赤T青(グリクシス)・赤緑T白(ナヤ)
- Tier4:黒赤T緑(ジャンド)・赤緑T黒(ジャンド)
こんなイメージになります。
ただしボムレアも意外と多い
ただ…ニューカペナはですね。
ぶっ壊れ糞天使《聖域の番人》をはじめ、出すだけで勝てちゃうレベルのえぐすぎるレアもまぁまぁ多め。
いくらジャンドが弱いとは言え、《焼却するもの、ジアトラ》レベルの壊れカードが取れたらやる価値は十分あり。
少なくとも卓に一人くらいは友好色アーキを一人で占有できるのが本環境の特徴でもあるので、空きアーキをうまく見つけつつ、ピックを進めるのが大事になります。頑張ってください。
強いコモンとアンコモン
詳しくは17Landsのカード評価を見てください。だいたい感覚と合ってます。
コモンのマルチカードは全部強いです。
今回は単色のみ紹介しています。
白
- 天使と密通者は何枚入れてもOK
- 支援工作員は密通者が取れなかったときの代用としては優秀
- 集まる群衆は2枚目からプレイアブル(3枚取れればレア並み)
アンコモンはこんな感じ。
- 市民の鉄梃:一番使いやすいディッチャ
- 魔道士の従者:適当に強い
- 照光の巨匠:勝ち筋になる
- 痛烈な一撃:便利除去
青
- こだまの検察官が白天使に次いで強いコモン飛行生物
- 3/4サイズの飛行はこの環境だと止める手段がかなり少ない
- あと本環境はカウンターかなり強いです
- 超能力すり:めちゃ強い
- 魚の餌になる:環境で一番強い除去の可能性まである
- フェアリーの荒らし屋:めちゃくちゃ育つ。謀議でも土地ドローでも天使でも。
- 一蹴:2マナで打てることも多くて強い
黒
- うすのろと殺害が2TOP
- リアニバットリはETBや死亡誘発(奇襲)の多い本環境だと黒赤などでキーパーツ
- ハンデス太郎も犠牲の種にできたりして便利
- 夜の棍棒使い:タフ1多いので超強い
- ラフィーンの口封じ:犠牲の種にしても便利
- 鞭打:インスタントにしてくれ
- 薄暮の刻み獣:青黒でリアニできると勝つ
赤
- ぶっちゃけ赤は3点除去以外は普通(強くはない)
- 2/2威迫で殴れるデビルは割と好き
- 5マナ4/5の到達トランプルは出されると意外と強く、指標的にも悪くない
- 喧嘩腰の拳闘士:出せると圧はある
- 土建組一家の調達者:3点クロック偉くてどこかでブロックしてくれる
- 松明吹き:ぼちぼち便利除去
- 不本意な雇用:パクりファイスがまぁまぁきまる
緑
- 宝石泥棒がとりあえず強すぎて無限枚欲しい
- カウンター乗せオジサンは二段攻撃や飛行に乗せるだけで案外勝てたりする
- ジャイグロも強め
- 温かい歓迎は市民のバリューが高いデッキだと強め
- 豪勢な献酒:相手が事故死する
- 掃除係:出たら当たり前だけど強い
- 洗練された随員:サイズも良いし強め
- 用心棒の荒事:そこそこ便利で地味に追放除去
完走デッキ例
幾つか完走デッキを紹介します。
ディスコード内でも紹介してるので
もっと見たいって人は遊びにきてね。
エスパー(青黒ベース)
常夜会一家の隆盛で遊びたくて回してたら完走したデッキ。
バント(白緑ベース)
低マナのビートダウン可能な生物がしっかり取れていて、後はバント隆盛が強すぎるので引ければ勝つデッキ。シナジー薄。
バント(白青ベース)
飛行と二段攻撃を育てつつ、相手の邪魔な生物はバウンスなり疑似除去で交わしながら勝つデッキ。
バント(白青ベース)
2~3ターン目までにしっかり生物を立てて、後は飛行とバントマルチ君の攻防不可能力などを利用してすれ違いビートするバントデッキ。一個上のバントと似たようなコンセプト。
バント(緑白ベース)
※マッチドラフト
白と緑の強いコモン4種《ラフィーンの密通者》《宝石泥棒》《鼓舞する監視者》《集まる群衆》を出していけば勝てるやつ。
バント(白青ベース)
※マッチドラフト
白青の強アンコであるお魚トークンが3枚入っていて、ついでに超ボムのバント隆盛と青神話アバター、白秘匿エンチャを添えたただ強いだけのデッキ。
エスパー(青黒ベース)
始めてラフィーン(本物)使ったらただただ壊れてた。
例外:白黒タッチ赤青
土地とマナフィルターをうまく使って組んだ白黒ベースのデッキ。グリクシスのマナフィルターを採用して青マナと赤マナを出しやすくして、ボムを詰め詰め。
まとめ
皆さん知ってましたか。
私は西日本出身なんですけど、両手を使って地面を掘るタイプのこれのことをシャベル、片手で握って園芸などに利用する小さいやつのことをスコップって呼んでたんですけど、実は関西と関東でその呼び方が逆らしいです。
皆さんはシャベル派ですか。スコップ派ですか。
記事を書いている間にサブ垢もミシックになってしまったのでオープンに向けてシールドの練習をしているのですが、今回のシールドはレアの強さに差があるものの、土地の取れ具合なども影響しやすいことから構築段階で割と差がでる印象がありました。Open初日はシールドだったと思うので、練習しておくことで比較的抜けやすい環境だと思います。
それではまた。
SEE YOU。
ゆる速リミテ部のご案内
主にリミテ交流用目的のディスコードチャンネルを運営しています。おかげさまで参加者がそろそろ400人。
チャンネル内ではクイック/プレミア/マッチドラフト/シールド別に参加者がデッキ公開や意見交換などしていて結構賑わっています。特にリミテが上手くなりたい方にオススメです。興味がありましたら参加してみてね。そいじゃノシ
ディスコード:ゆる速@リミテ部屋