【カード考察:爪の群れのウルリッチ】神話両面狼は狼ビートデッキのキーカードになる?
イニ影のアンコモン狼《ウルリッチの同族》の後ろから眺めてるおじ様「爪の群れの頭目、ウルリッチ」が赤緑5マナ・伝説のクリ―チャーとして異界月にて登場することが決定。さてさて…彼の登場により狼ビートダウンは強化されるのか?
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爪の群れのウルリッチ
爪の群れのウルリッチ (3)(赤)(緑)
■表ウルリッチが戦場に出るか表に変身した際にクリ―チャー1体を対象としてターン終了まで+4/+4修正を付与。
揺るぎない頭目、ウルリッチ
■裏ウルリッチに変身した際、あなたがコントロールしていない狼男以外のクリ―チャー1体を対象として格闘してもよい。
…
まぁ言えることがあるとすれば
リミテで引けると200%ボムレア。
1枚でゲーム終わるレベルの強さですわ。
狼デッキの可能性
構築では活躍の声が聞こえてこない狼デッキですが、ウルリッチが加わることで可能性は開けるのか?
狼デッキに複数枚投入されるであろうエンチャントに《吠え群れの復活》があります。
こちらのエンチャントの能力により、全ての狼&狼男が+1/+1修正を受けると共にトランプルを持つことになるため、+4/+4のパンプアップCIP能力は割と理に叶っていますね。
現環境ではハゲ坊主様が幅を利かせていらっしゃる為、出た時に仕事できない5マナ以上のクリ―チャーは辛いところがあります。そういう意味ではパンプアップではありますがCIP能力を持つウルリッチ伯父は使いやすい側のクリ―チャーかも。
競合するマナ域の赤or緑クリ―チャーでよく使われている子だと《ゴブリンの闇住まい》がいます。この子よりもすぐれている点に関して言うと…
- 狼シナジーがある
- エンチャントがあれば表でも衰滅に耐えうる
- 墓地の有無に関係なくCIP能力が使える
- 究極の価格が刺さらない
コントロールではなく…狼デッキのようなクリ―チャー多めのビートダウンデッキならば、闇住まい君よりもスーッとデッキに馴染む気がしますね。
後…忘れちゃいけないのが裏返り時の能力。
黒相手だと格闘スタックで《闇の掌握》とか打たれると怖いっすけど、《集合した中隊》を構える為に何もせずにターン終了しにくくなるので、相手からするとそこそこウザそうです。
ガイアー岬の山賊の効果がようやく生きる?
リミテでもそこまで強くない速攻レア狼君。
この子の裏面の隠された能力がようやく生きるか?
裏面のクリ―チャー名は《ヴィルディン群れの頭目》です。こちらは伝説のクリ―チャーではありませんが親分だったらしい。
狼男が戦場に出るたび、
それを変身させてもよい。
…というわけで
- 表ウルリッチが戦場に出る
- 自分を対象に表ウルリッチ効果を先に解決して8/8になる
- 裏ガイアー岬の山賊効果で裏ウルリッチに変身する
- 10/10になった裏ウルリッチで相手クリ―チャーと格闘する
という何となく荒々しい動きが可能。
戦場に残すとヤバイのだけは確かでしょう。
所感
イニ影パーツに限った狼デッキに関して言うと、全除去を打たれるとアドが取り返せずに息切れして終わっちゃう印象でしたが、ウルリッチ伯父の登場でやや芯が太くなったのかなぁ…と。
更地の戦場に単体で出しても
割と強そうなのがいいっすね。
両面神話なので価格がどうなるか不明ですが、
アヴァシンほど高騰することはまず無いじゃろ。
狼デッキといえばウィニーな印象ですが、
ミッドレンジな狼が異界月ではワンチャン?
《カエルくん》にも似た色っぽさを感じる自分としては3枚くらい欲しい。でもって一緒に使いたい(願望)
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