【イクサランの相克:プレリリース感想&デッキ紹介】リミテボムと気になった構築ワンチャンカード
XLNプレリ出れなかったので…
半年ぶりに紙のプレリリース参加してきました。
イクサラン単体リミテと比較すると…
イクサランの相克リミテは以下のような印象。
- ボムレアが増えた
- 除去がちょい軽くなって少し増えた
- 昇殿は割と簡単で強い
- 激昂もしやすくなった
- 部族ロードは強い
- 部族カードサーチサイクルは強い
個人的にはリミテは多少ボムがあったり、変な動きができるほうが好きなので、イクサラン単体の時よりも面白くなった印象を受けました。
プレリは合計2回参加してきました。
2回分まとめて紹介してみますね。
Contents
プレリ1回目:青緑マーフォーク
色は綺麗に割れてしまったものの
プレイアブルなレアが多くて良プール。
白黒もデッキになるくらいに枚数があったんですが、お魚が計13枚もあったので、除去がちょっと少ないものの、青緑マーフォークを選択。
作成したデッキ
均等2色のお魚デッキ。
深根の精鋭 (1)(緑)
お魚版の《金属ミミック》のようなロードっぽいクリーチャー。プレイできた試合が1試合しかなかったんですが、2ターン目に出せたその試合は盤面が滅茶苦茶になって相手の心が折れるくらいに強かったです。
お魚の2マナ域は強豪揃いなので、構築で使われるかどうか分かりませんが、金属ミミックのほぼ上位互換だと考えると十分に可能性アリって感じでした。
翡翠光のレインジャー (1)(緑)(緑)
探検2回誘発のお魚。
やっぱり使いやすくて良いカードでした。
カラデシュや霊気紛争が落ちた後のスタンにも残るので、精製屋の後に採用されるであろう3マナ域と考えても、早めに集めておいてよさそうな強さ。
川守りの先駆け (3)(森)
マーフォーク版のデッキ積み込みサイクル。友人と話した感じでは、積み込みサイクルの中でも頭一つ強いのでは???…とのこと。3マナにCIPで呪禁トークンを出す魚《ジャングル生まれの開拓者》がいるので、そいつを次のターンに出せば5/4で殴れます。
試合結果と気になったカード
試合結果は1-2
- 1試合目:多色 〇〇
- 2試合目:赤黒 ×〇×
- 3試合目:赤白 ×〇×
除去が少ないけど2-1はできるだろ…と思ってたんですが、結果は1-2でした。しゃーなし。
原初の嵐、エターリ (4)(赤)(赤)
攻撃するたび、「各プレイヤー」のライブラリトップを追放して、マナコストを支払わずにプレイできる能力付きエルダー。
2試合目はコイツのアドに逝かれ。
運が悪く、4点除去と弱者狩りが見えてGG。
胆力の道 (赤)(白)
3試合目はこのエンチャントに無茶苦茶された。
出たターンにこちらの2/1が焼かれ、
リミテほぼ最速の4ターン目に裏返りGG。
このカード1枚でライフ10点とクリーチャー4体持っていかれました。
構築となると、裏返すのは簡単だとは思いますが、表も裏もレジェンドなので採用枚数が気になるところ。一応、裏はマナが出る土地でもあるので、3ターン目に裏返しマナ加速からの4ターン目グローリーブリンガーみたいな動きもできそう。構築でも使えそう。
赤単にタッチで入れるとすれば「1点土地の代わりに白砂漠4枚」+「山4枚減らして赤白ファストランド4枚」とかでしょうか。
黄昏の預言者 (2)(黒)(黒)
お魚を組んだ残りのカードで白黒デッキを作って使ってみましたが、リミテだと…まぁ強いですね。昇殿達成後の能力は《イニ影のPWソリン》のプラス能力を更に強くしたような効果。
MOにて青黒ミッドレンジで採用している人を見かけましたが昇殿達成がちょっと遅い印象でした。昇殿達成してナンボのカードなので、昇殿達成速度の速い黒白吸血鬼や黒単アグロでの採用のほうが相性は良さそうかなぁ。もしくはクリーチャーの少ないコントロールがサイドから投入するとか。
エンチャ除去と昇殿が相性良いので、
やはり使うとすれば白黒なのかなぁ~。
プレリ2回目:青緑マーフォーク(サイド後t黒)
土地と白いゴミスペルが入ってますが…
赤白もしくは青緑といった感じのレア。
- 土地:水没した地下墓地
- 白:キンジャーリの陽光翼
- 白:スフィンクスの命令
- 赤:凶兆戦隊の向こう見ず
- 青:戦凧の匪賊
- 赤白:胆力の道
- 青緑:オラーズカの暴君、クメーナ
黒に除去が多く、赤白はクリーチャーが貧弱。青緑はクリーチャーが強いものの、スペルが貧弱という悩ましいプール。
メインは青緑マーフォークで殴り切るプランにして、どうしても除去が必要な場合だけ、サイドから黒をタッチするプランでデッキを組みました。
作成したデッキ
今回もお魚がそこそこ引けていて全部で11枚。
マルチのお魚な3種類コンプリート。クリーチャーの質は結構高めですね。ただしスペルが弱く、バウンス2枚、飛行除去1枚、カウンター1枚、その他…。って感じです。
マーフォークの霧縛り (緑)(青)
部族環境リミテのロードは想像以上に強かったです。
構築でもたぶん使われるんじゃないかなぁ~。
オラーズカの暴君、クメーナ (1)(緑)(青)
3体タップで1ドローはやっぱり強いですねぇ。レジェンドなので構築で使う場合は多くても3枚かな。たぶん構築でも使われると思います。
リミテに関しては、アンブロ能力が強襲と相性が良く、5体タップ能力は機能し始めるとだいたい勝ちかなぁ。
戦凧の匪賊 (1)(青)
リミテだと激昂持ちを「0/1能力なし」にできるのが案外強かったですね。
構築の天敵はつむじ風から作られるソプタートークンだと思うので、それをケアできるような構築が必須かなと。
試合結果と気になったカード
試合結果は2-1
- 1試合目:赤青 〇×〇
- 2試合目:赤青 ××
- 3試合目:黒白t緑 ×〇〇
2試合目は相手の引きが強くて赤いクラッシャー《モンストロサウルス》にそのままひき殺されて終わり。3試合目はレアもりもり(神話レア3枚&レア3枚のボムだらけデッキでした)のお化けデッキでしたが、サイドチェンジがうまくハマって奇跡的に勝ち。
不滅の太陽 (6)
「PWを置物化・追加ドロー・全スペルのコスト1軽減・クリーチャーサイズアップ」とすごいことが書いてある置物。機能しだすとさすがに強いが…構築はキビシイかなぁ。《削剥》だけならまだしも、《人質取り》にパクられる可能性も…。
プレリではこのアーティファクトと一緒に、《若葉のドライアド》と《黄昏の預言者》が昇殿した状態で盤面に並んでまして、オーバーキルされました。毎ターン3ドローされながら、更に各アップキープごとに4/4苗木トークンが出てくるっていう…。無理ぽ。
薄暮薔薇、エレンダ (2)(白)(黒)
他のクリーチャーが死ぬたびに+1/+1カウンターでサイズアップ。死亡時にパワー参照でパワーの数だけ1/1絆魂トークンを生成。
カウンターの数だけトークンを生成するのかと思いきや、パワー参照なので、ロードがいる状態で死亡すると2体以上生成できたりするので案外面白いカードだなぁ~と使われてみて思いました。アモンケットの1マナバットリ《超常的耐久力》なんかとも相性良いですね。
構築も白黒トークンにピン刺しくらいなら意外と使えるかも。
不敬の行進 (1)(白)(黒)
機能した際のアドだけみると無茶苦茶。
こちらのエンチャントも張られたのですが、相克で新しく入ったバウンス《オラーズカからの排斥》でバウンス、起動テンポをずらすことで、プレリでは何とか回避できて殴りきることができました。問題点はやはりマナコストですかねぇ。
現スタンだと赤単相手には遅すぎる感じだったので、構築で使うとすれば、白黒吸血鬼アグロなどがスカラベコントロール相手にサイドから入れるみたいな使われ方になるのかなぁ~といった印象です。
気になった構築行けそうなアンコモン
執着的探訪
家に帰ってMOで遊んでたところ、面白そうなデッキを発見。アンブロマーフォークなどの1マナ魚に、《執着的探訪》や《第六感》を張りまくって爆アド。
《呪文貫き》・《顕在的防御》・《送還》・《セイレーンの嵐鎮め》でクリーチャーを守りながら戦う超軽量マーフォークデッキが見ていて楽しそうでした。結構強いっていう。
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さてさて…
新スタンはエネルギーに打ち勝てるデッキは出てくるのでしょうか。楽しみです。